あげまん創業が向かない人
あげまん創業は、あくまでも創業者をサポートする仕組みであって、創業そのものを推進する力にはなりません。そのため、モチベーションが低くてそれを高めることを外部に求めるようなケースでは、あげまん創業はパフォーマンスを発揮することは難しいでしょう。
創業して分かることに、行動しなければ結果は変わらないということがあります。創業それば、会社の従業員のように誰かが指示命令をしてくれるわけではありません。すべてを自分自身で管理していく必要があります。それは、自分の行動もそうですし、モチベーションもそうです。創業は強制されて行うものではありませんので、創業に外的な働きかけを求めるのはナンセンスといえるでしょう。
あくまでも自分が全て。自由と責任が完全に一致した世界が創業のステージであって、責任や自由について第三者が何らかの権限を持っているようなことがあれば、それは本物ではありません。本来の創業とは、創業者の姿勢がしっかりとしていなければなりません。
あげまん創業に限界があるとすれば、そのような意識向上などは範疇を超えてしまっているということです。そこまではカバーできないのがあげまん創業の苦しいところですが、それは創業者が自らをコントロールすることを期待しているという意味も込められています。
全てを第三者に依存することなく、自分からしっかりと立ち上がってほしいというのがあげまん創業のコンセプトでもあります。
